AI ready時代で輝く情報活用力の高い人材を育成

当コンソーシアムでは、データ、統計、およびAIを使いこなせる情報活用力の高い人材の育成につながる、さまざまな施策をご提案しています。
データドリブン社会においては、統計分析の知識・技術は必須のもの。
当コンソーシアムの活動が、統計分析を教育やビジネスの現場に根付かせる一助となれば幸いです。

設立の背景

クラウド・ビッグデータ・AI時代の「人材不足」と「処理の壁」。

膨大なデータが急増し、AI技術も急速に発展する中、処理速度と実務分析力、そしてAI活用力の三位一体が課題となっています。
01

教育とビジネスの現場の乖離

AIが無視できなくなってきた教育現場において、設備の拡充はハードウェア関連に集中しがちで、コンテンツやソフトウェア、特にデータ活用についてはほぼ手つかずのままです。「データの実務処理能力」と「AI実装能力」を伸ばせる環境整備は喫緊の課題です。

02

技術の断絶

クラウド環境での分析が進む一方、オンプレミス・クラウドを問わず、PythonとAIで効率的にストレスなくデータ活用ができる共通基盤が必要です。

03

AI活用の実装ギャップ

生成AIやLLM(大規模言語モデル)など、AI技術の急速な発展があるものの、実際のビジネス現場での活用方法が不明確です。データ分析基盤とAI技術を連携させた実装ノウハウが不足しています。

04

データ量の爆発的増加、AIによる電力需要の急増

POSデータ、医療レセプト等の大規模データが増加し、処理速度・メモリ効率が限界に直面。その一方で、生成AIの普及により電力需要が急増しています。

05

AI時代のデータ準備スキル不足

AI活用には高品質なデータが必須ですが、データクレンジング・前処理・特徴量エンジニアリングのスキルが不足。データをAI活用可能な形に高速変換する技術基盤が必要です。

MISSION

私たちのミッション

誰もが基本的な情報活用力を身につけ、手軽なデータ分析によって、よりよい意思決定ができる社会を創る

データもAIも、使いこなせるかどうかは、情報活用力にかかっています。

情報活用力とは、数理に基づく論理的な思考能力を指し、統計分析のための基本的な力となります。
単なるITに関する知識・スキルのことを意味しているのではありません。
データによる意思決定が当たり前となり、その際、AIを使うことでスピードも精度も上げることが可能です。
そんな時代であっても、データやAIを駆使して最終決定を行うのは人間です。
私たちは、情報活用力をきちんと身につけた人材をこの国に増やしていき、教育やビジネスの現場で手軽に統計分析が使える社会の実現を願っています。 そのための有用な施策を発信してまいります。

データ分析とAI活用は、もっと身近になるべきです。

  • ✔ 高度なプログラミング知識がなくても使える
  • ✔ 専門家に頼らず、自分たちで分析できる
  • ✔ ビジネス現場の疑問を、すぐにデータで確かめられる
  • ✔ 生成AIやLLMを実務で効果的に使いこなせる
そんな社会の実現に貢献します。

独自性と提供価値

実践的な教育プログラムと統計分析に専念できる環境の提供

コアメンバー企業、および学術顧問が制作・監修した実践的な教育プログラムのご提供により、幅広い人材の情報活用力の向上が可能になります。
 また、データの効率的な処理・活用のノウハウを集約した Python 高速集計ライブラリ「KadoMatsu」により、ツール操作の習得やデータ処理に時間や手間をかけず、統計分析に専念できる環境が実現します。

📚

教育・コミュニティ

コアメンバーであるダブダブ社(スタビジ/スタアカ運営企業)との連携、学術顧問の知見を活かすことにより、データ分析とAI活用の両方を習得できる実践的な教育プログラムの提供が可能です。

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ツール

高速なデータ集計が可能なライブラリ「KadoMatsu」を無償提供し、Python分析の裾野を広げます(一部機能制限付)。

  • ✔ SQL構文に準じた使いやすさ
  • ✔ 高効率なメモリ使用
  • ✔ Excel出力など実務で役立つ機能を搭載
詳しく見る

技術的強み

コアメンバーが持つ高速データ集計に関する独自の基盤技術の知見をライブラリに組み込み、Pythonライブラリとしてトップクラスの処理性能を実現します。

SQL構文準拠の操作でデータ集計を高速化

設立メンバーと活動体制

設立発起人

株式会社ルネッサ総合研究所

本コンソーシアムの主旨を発案し、事務局およびデータ分析ノウハウを提供します。

公式サイト → https://www.rrij.co.jp/
コアメンバー

株式会社ダブダブ

「スタビジ」「スタアカ」の運営ノウハウを活かし、教育・普及活動を主導します。

公式サイト → https://wwcorp.co.jp/
学術顧問

学術アドバイザー

データサイエンスとAIの分野で著名な大学教授が技術アドバイザリを担当します。

  • 渡辺 美智子
    (立正大学データサイエンス学部教授)
  • 組織体制

    技術開発WGリーダー

    株式会社ルネッサ総合研究所

    教育・普及WGリーダー

    株式会社ダブダブ

    主な活動内容

    実務と教育の両輪

    WG1

    教育コンテンツの開発・普及

    テーマ:

    • 教育コンテンツの開発と普及促進
    • データ分析・AI活用人材の底上げ
    • スタビジ・スタアカによる情報活用力のスキルアップ
    • Pythonによるデータ処理トレーニング
    • AIを活用したデータ分析トレーニング
    • 無料版KadoMatsuを使った事例紹介
    • AI時代に求められるデータサイエンティストのスキルマップ策定
    WG2

    KadoMatsu開発・標準化

    テーマ:

    • 高速集計技術の知見を活用したライブラリの共同開発
    • 機能拡張と性能向上
    • 無料版と有料版の機能設計
    • OEM提供に向けた仕様検討
    WG3

    実データ共同PoC

    テーマ:

    • POS・医療レセプト等の実データの利活用
    • KadoMatsuの性能検証とビジネス価値創出
    • AI/機械学習モデルの実装検証

    検証環境:

    • Amazon Redshiftなど主要クラウドDWH環境での性能比較
    • 性能比較と限界点の共有
    📅

    定例イベント

    高速データ処理セミナー

    • クラウド(Redshift)環境での事例紹介
    • 無料版KadoMatsuを用いたハンズオン
    • 有料版アップグレードのメリット解説

    お問い合わせ

    まずはお気軽にお問い合わせください

    お問い合わせ

    データ・AI活用推進コンソーシアム 事務局

    運営
    株式会社ルネッサ総合研究所内
    コンソーシアム専用サイト

    データ・AI活用推進コンソーシアムへの参加、KadoMatsuに関するご質問、その他お問い合わせは、上記連絡先までお気軽にご連絡ください。